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色 即 是 空

周利槃特

富士河口湖町公認ネイチャーガイド制度がある

ほぼ月に一度、西湖こうもり穴で定時ガイドの当番が回ってきます
このガイドが詰めているのがガイド控え室



!!・・・周利槃特_c0181039_9121724.jpg!!・・・・




・・・・・


周利槃特_c0181039_922395.jpg







周利槃特のように、自分の当番の時には掃除を続けることが修行だと自分に言い聞かす


周利槃特とは

# by fujiecotour | 2015-09-08 09:27

自然界の仕組み

自然界の仕組み_c0181039_11263589.jpg


ツチハンミョウが居た
このツチハンミョウはとても運が良かったみたいだ
テレビでファーブル昆虫記をやっていた。

それに依ると、このツチハンミョウは4000個ほどのタマゴを産み,タマゴから孵った幼虫は花に登る
そして蜜を摂りにくるハナバチをひたすら待つ

ハナバチがやってきたら、その体に跳び乗ってハナバチの巣に運ばれ
そのハナバチの幼虫を食べて大きくなる。

でも他の虫に食べられたり、花にやってきた他の蜂や虫達にしがみついてしまったらそれっきり
成虫になる確率はとても低いのだそうだ。

多くが食べられてしまう、ツチハンミョウの幼虫、でもその幼虫がいるから他の昆虫の命をつなぐ。
幼虫を食べてしまうツチハンミョウの幼虫を運ぶハナバチも、その輪の中にいる。

自然界には無駄なものはないそうだ、全てがつながり合って多様性を育んでいる
部屋の中に虫が入ってきたらつぶしてしまう人がいる、私の奥さんもその一人。

でも、その虫たちが自然界の中の大事な一環を負っていると思えば殺すような気はおきない。

・・・でも蚊やハエは殺しちゃうな、やっぱ

# by fujiecotour | 2014-08-11 11:31

金属の輝きをもつ不思議な生き物発見

梅雨の中休みか、よく晴れていたが朝までの雨で蒸し暑かったが、森の中は心地よい風が吹いていた。
山沿いの道を歩いていると、ふと妙なものが目に入った。
なんだろう?こわごわ近づいて観察すると、金色に輝く突起が不気味な生物である。

宇宙人のさなぎじゃないのか?
仲間が言う
いや神様じゃないのか?光っているし
もう一人の仲間も言う

家に帰りビールを飲みながら図鑑で調べてみたら
なぁ~んだ、ウラギンスジヒョウモンのさなぎだった。
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# by fujiecotour | 2014-06-30 14:00

鹿害(ろくがいと読むらしい)

自然環境の悪化

いま全国で鹿などの野生動物が増えてきているようだ
そのうち大きな問題になっているのが鹿害(ろくがい)のようだ

高山へ進出して高山植物を食い荒らし、雷鳥の餌が減っているらしい
樹皮を食い荒らされて森の木が枯れてしまっているらしい、らしいと言うより枯れている

鹿が増えた原因の一因が、オオカミが絶滅したことに依るということだ。
オオカミの絶滅は、西洋犬の持ち込んだ病気に依ることが大きな原因だという。

自然界ではバランスが崩れた場合、そのバランスを戻す力が働くという
たとえば

鹿が増えると、それを食べるオオカミが増える、オオカミが増えると食べられて鹿が減る、鹿が減ると餌が不足するのでオオカミが減る、オオカミが減ると鹿が増える・・というように


そんな食物連鎖の頂点にいたオオカミの代わりをしてきたのがハンターだ
そのハンターも公安委員会の理不尽とも言える締め付けと、それを助長してきた世間の声が
ハンターの絶滅を招いている

水色の線はハンターの数

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その結果が鹿害やイノシシの農業被害にでてきてしまっている


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人間が関わる事によって壊れたしまった自然
そのオオカミの代わりに自然のバランスととっていたハンター
そのハンターがまた偏見によって絶滅の危機を迎えている

# by fujiecotour | 2014-02-21 11:27

ゆき・・と言っても昔の愛人の名前じゃない


前号までのあらすじ
大雪のあと、ひまな隊長は、青木ヶ原樹海を突き抜ける国道139号線を走っていて、奇妙な光景に出くわした。


国道の両側は雪の壁になって、その高さは背丈を超すほど
車の通行量は非常に少ない

百メートルほど前を走る大型自動貨車(トラック)がゆっくりと走っている
その後ろに一台の車が見える、前の自動貨車がじゃまなのか、時々右側にはみ出している
その大型自動貨車の横に「なんだ?車と併走して走っているのは人なのか?・・でもそれが、蜃気楼のようにぼやけて霊のように見えた??」

そう思うのも無理はない、ここは自殺で有名な青木ヶ原樹海
年に百人を越す人がここから黄泉の国へ旅立つ

やがて,のろのろと走る自動貨車に追いついた
すると!自動貨車の前を走っているのはなんと二頭の鹿だ
その鹿が今度は向きを変えて、対向車線をこっちに向かってくる
森の中は深雪なので、雪の無い道路へ出てきたようだ。

とっさに車を停めて、車に積んである立ち往生脱出用円匙(えんぴ)(適性語でスコップ)を手にとり,今夜の食料を追いかけた

鹿を追うように対向して来た車のおばさんは,目をまるくして驚愕の表情でこちらを注視している。
やがて少ないとはいえ国道、何台かの車が詰まってきた、それに、さすがは野生動物
人間の足ではとても追いつけない、残念ながら国道を疾駆して逃げる鹿を見送り、好奇な目をさけるように、その場所を去った・・

猟友からメールが来た
そのメールには、除雪が終わった村中にイノシシが走り回っていた、そしてそのイノシシの解体が今終わったところだと・・また、伊○商○の除雪車のバケットの中で鹿が休んでいて、そしてそれは今、薫製になっているところらしいと・・

この大雪で野生動物は難儀をしている事だろう
そのまま飢え死にをして雪に埋もれてしまうと、その動物は菩薩になれない
他の命の血となり肉となってこそ、その命は菩薩になる。と、お釈迦様は教えている

なので、そのような動物達を救う為にも、はやく山へ行き菩薩になる手助けをしたいものである。


おしまい
写真は餌がなくて我が家の前に現れた日本の国鳥


ゆき・・と言っても昔の愛人の名前じゃない_c0181039_16384068.jpg
# by fujiecotour | 2014-02-20 16:46